iEARN Flash - トピック返信
iEARN News Flash ハイチ特集号
【返信元】 iEARN News Flash の 置き場所
2010年03月29日 21:40
和訳担当 奥田です。
最近世界各地で大きな地震が起こり多数の死傷者や建物の崩壊が生じています。とくに壊滅的な被害を被むったハイチでは、親を亡くしたり、ホームレスになってしまった子供の救済が緊急課題になっています。iEARNも救援活動に積極的に取り組んでおり、みなさんの協力も期待されています。


iEARN News Flash

iEARN project in Haiti

(iEARN News Flashハイチ地震特別号)



世界中のiEARNメンバーが、先日の大地震で甚大な被害を受けたハイチの罹災者支援のために、何をなすべきかを考え、すでに行動を起こし始めています。世界中の多数の人々や組織も食糧、水、その他の物資支援を実施しています。今こそわれわれiEARNも被災地再建のために、行動を本格化させる時です。

罹災生徒達を学校に戻し、従前通りに勉強をさせることがiEARNとしての最優先課題です。

世界中のiEARNメンバーが、これまでのバムやイランの地震・数年前の東南アジアを襲った津波被害への対応と同様、ハイチの罹災生徒達の復学を支援する活動を準備しています。



iEARNとして、次の3件の支援活動のどれかへのメンバーのみなさんの参加を期待しています。

1)ホームレス状態にあって種々の支援を必要としている罹災者が多数いる“Mirebalais”の学校の給食設備の設置

“the Natural Disaster Youth Summit;NDYS”に参加している生徒や先生方は、“NDYS”ファンドを創設し、過去の自然災害からの復興支援のためにUS$12,000以上を集めてきました。

ハイチのFatemグループが、Mirebalas地域の12校に、地震のために家をなくした多数の罹災生徒達のために、食べ物や他の栄養等生存の基本となる物を確保できる施設の設置支援を求めています。生徒達が睡眠や食物といった、生きるための必須事項の確保できなければ、勉強どころではないことは明白です。

ハイチの人々は高い学習意欲をもっており、親達も貧困や種々の逆境にもかかわらず、次世代を担う子供達を学校に通わせようと懸命の努力をしています。学校給食は、生徒達を飢えから救い、栄養を確保する役割も持っており、これが親達が子供を学校に行かせようとするインセンティブのひとつにもなっています。

食糧は種々の国際組織から送られていますが、これを生徒達に食べさせるためにはキッチン設備が必要となります。キッチン設備は14日間で設置でき、オーブン、天蓋、10日間のスタッフ費用も含め、約$11,000の費用を要します。

学校にキッチンが新設されたときには、Fatemグループが支援したiEARNメンバーやグループに結果報告をいたします。

NDYSファンドではハイチ復興支援のための皆さんからの寄付金の受け入れ態勢を完備済みです。金額如何にかかわらず皆さんからの寄付を待っています。

<振込先>

 銀行:JP Morgan/ Chase Bank

 口座:#: 815644794 iEARN ?Earthquake

<オンライン寄付情報>

 http://www.justgive.org/giving/donate.jsp?charityld=27729$

NDYSに関してはYoshie Naya, Yoko Takagi, Doris Wuにコンタクトしてください。

   yoshie.naya@gmail.com



2)Health/ Trauma Center

(健康・トラウマセンター)

トリニダード・トバゴのNDYSメンバーも寄付金受け入れ口座を創設ずみで、ユニセフと共同でトラウマセンターを設立してハイチの人たちの健康とトラウマからの回復に努めています。

<振込先>

Republic Bank of Trinidad and Tobago

口座:#879 134 465 531

振込にはNDYSTTと書いてください。



ハイチの子供達が巨大地震によって被った肉体的・精神的障害は早急に治療を受けないと回復に長期を要するおそれがあります。このたびの地震によって、ハイチの200万人の子供達が被害を受けており、ユニセフによるとハイチ全体の人口1,000万人のほぼ20%に達しています。

多くの学校が、生徒達が在校中に崩壊しており、また4百万の人々が首都やその周辺に居住していることもあって、多数の子供達が両親や家を失いました。

トリニダードトバゴのNDYSメンバーがハイチの子供や若者への支援を呼び掛けているのは上記のような事情からです。

グローバルファシリテーター:Gia Gaspard Taylor

グローバルユースファシリテーター:Abe Fergusson

コンタクトパースン:Gia Gasoard Taylor

Contact:iearntrinidadntobago@yahoo.com



3)Power from The Sun

(ソーラークッカー)

皆さんもすでにご存知のように、ハイチの人々が地震で壊滅的な被害をこうむりました。これら何百万人のハイチの人々に、水や食物といった生存に不可欠な物資の支援が緊急の課題となっています。

不幸なことに、ハイチの罹災者は食物の調理器具を欠いています。太陽光熱を利用して、調理や水の殺菌を行うことができるソーラークッカーがあれば大いに彼らを助けることができます。

iEARN活動をしているフロリダのMiami Country Day SchoolをはじめいくつかのiEARNグループが、テント生活をしている人たちのために調理や医療器具の消毒に必要なソーラーオーブンを送っています。

プロパンガスのアタッチメントを備えたソーラーオーブンは1日に2,000食の調理が可能で、ハイチにはソーラークッカーのエクスパートのネットワークもあります。

寄付には下記サイトを利用してください。

  http://www.powerfromthesun.us/-/Our-Cause.html

Contact:Rowena Gerber gerberr@mcds.pvt.k12.fl.us

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iEARN News Flash の 置き場所 - 10/03/29 21:35 (ueno)