iEARN Flashの「iEARN Newsflash #319 - October 31, 2013 (日本語版)」
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iEARN Newsflash #319 - October 31, 2013 (日本語版)
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2013年11月16日 14:28
皆さん、こんにちは、翻訳担当・新人の滝波稚子です。

iEARN Newsflash 319号の日本語訳の配信がとても遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。言い訳にしかなりませんが、今月始めから、休みの日に仕事が入ったり、近い親戚に不幸があったり、体調を崩してしまったりと、いろいろといっぱいいっぱいで、翻訳の配信がこんなに遅くなってしまいました。しかし、このようなことは、きっと誰にでも起こりうることで、そして、誰もがそのような中でも締め切りを守っていろいろなことをやっていっているはずなので、自分のキャパシティが小さいだけなのだと思います。いつも日本語版のニュースレターを読んで下さる皆さん、配信が遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

さて、今回のニュースレターも盛りだくさんです。個人的に面白そうだと思ったのがナショナル・トイズ・プロジェクトです。自分たちの国の民族特有のおもちゃについてリサーチをし、そのおもちゃを作り、交換し、そのおもちゃについて伝え合う、というのが主な活動内容のようです。最近の子どもたちは屋内でゲームばかりしていて外で遊ばない、と言われるようになってから久しいですが、私が住んでいるところ(鳥取市)が田舎であるせいもあるかもしれませんが、未だに多くの子どもたちが外で遊んでいるのを見かけます。サッカーや野球などのスポーツの他に、地元の公園では、学校帰りの子どもたちが、ときどき、ゴム飛び、縄跳び、凧揚げ、ケンケンパーなどをして遊んでいます。他にも、きっと今の子どもたちは知らないでしょうけれど、私が子どもの頃は、お正月には、コマ回し、双六、福笑い、羽つきなどをして遊んだり、普段の日は、男の子たちに交じって、竹馬や竹トンボで遊んだりもしました。折り紙、ぬりえ、メンコなど、日本にも、たくさん伝統的なおもちゃがあって、外国の子どもたちはもちろんのこと、もしかすると、日本の子どもたちにとっても、改めて自国のおもちゃについて学ぶ、興味深いプロジェクトとなるかもしれません。また、この間、友人から話を聞いて驚いたのですが、最近の子どもたちはハイテクなおもちゃで遊ぶんだとか。例えば、「こなぷん」というおもちゃがあって、粉にお水を混ぜるだけで、チョコレートケーキだとか、フルーツタルトだとか、スパゲティーだとかが、簡単に作れるというんです。(できあがったものは食べられません。上手く説明できませんが、興味のある方は、Youtubeで「こなぷん」で検索してみて下さい。)このように、伝統的なおもちゃと、現代的なおもちゃを、両方、外国の子どもたちに紹介するのも、面白いかもしれませんよ。ちなみに、私は、子どもの頃、ゴム飛びと、福笑いと、紙風船が、一番好きでした。

今回も、ニュースレターの日本語版を読んで下さって、ありがとうございます。以下、ニュースレターです。★印が、各記事のタイトルです。

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★Seeking Partners: iEARN Projects and Activities
(パートナー、求む!iEARNプロジェクトと、その活動)

★★Welcome to the 2013-2014 Public Art Project
(2013~2014年度パブリックアートプロジェクト、始動)

パワーアップしたパブリックアートプロジェクトが始まりました。(このプロジェクトは、iEARN-Pangeaと、バルセロナ自治大学の教育科学機関と、Bages郡の教育資源センターが協賛しています。)ファシリテータは、Jaume さんと、Carminaさん。興味のある方は、登録用紙(https://sites.google.com/a/iearn.cat/publicart/registration )に必要事項をご記入ください。以前と変わらず、このプロジェクトは、パブリックアートの知識を広め、それに対する尊敬の念を深めること、そして、アートとソーシャルメディア(ウェブ2.0ツール)を通して、生徒たちのコラボレーションを促すことを目標としています。より詳しい情報は、こちらへ。
https://sites.google.com/a/iearn.cat/publicart/home
http://publicart.iearn.cat/
または、iEARNコラボレーションセンターの “Public Art” プロジェクトのページ経由で連絡をください。
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-123

★★Finding Solutions to Hunger, Poverty, and Inequality Alliance Portal
(”Finding Solutions to Hunger, Poverty, and Inequality” プロジェクトのポータルサイト)

要チェック!KIDSウェブサイトのホームページ上にある、このプロジェクトのポータルサイトが新しくなりました。このサイトは、Inspire・Learn・Act・Reflectという、4つの重要な分野に分けられて構成されており、また、サイト上には、世界中の飢えや貧困の問題に関して、第一線に立って何かをしている組織・団体のうち、いくつかのもののアルファベット順のリストが掲載されています。これらの資料を使って、実際に行動を起こすことに力を注いでいる様々なグループに、生徒たちを導いてあげてください。生徒たちは、自身が個人として自分たちの住むコミュニティや世界に変化をもたらすために選んだアクティビティへの参加を通して多くを学ぶでしょう。より詳しい情報は、こちらへ。
http://www.kidscanmakeadifference.org/
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-81

★★My Identity, Your Identity Project
("My Identity, Your Identity” プロジェクト)

以下、このプロジェクトの共同ファシリテータの米国のNicolle Boujaber Diederichsさんからのメッセージです。
「iEARN会員の皆さん、こんにちは。My Identity, Your Identityプロジェクトのファシリテータたちに代わって、皆さんを今年度の私たちのプロジェクトに招待したいと思います。このプロジェクトでは、音楽、ダンス、歴史的建造物、食べ物、祝祭日など、毎月テーマが変わります。参加している生徒たちは、リサーチをして、フォーラムにメッセージと写真を投稿します。そして、お互いのメッセージを読んで返事を書くことで交流をします。また、お互いに、自分たちの文化を紹介するような小包を送り合ったり、スカイプでビデオ会議をしたりもします。興味のある方は、なるべく早くお知らせ下さい。iEARNコラボレーションセンターの ”My Identity, Your Identity” プロジェクトのフォーラムでつながりましょう。(http://collaborate.iearn.org/space-2/group-114 )」

★★National Toys Project
(”National Toys” プロジェクト)

以下、ウクライナの英語教師で、National ToysプロジェクトのファシリテータのOlena Kononenkoさんからのメッセージです。
「皆さん、2013~2014年度のNational Toysプロジェクトに参加されませんか。このプロジェクトでは、参加している生徒たちは、自分たちの国の民族特有のおもちゃについてリサーチをして、そのおもちゃを作り、交換し、そして、お互いに、そのおもちゃについて教え合います。2012~2013年度の成果物を是非ご覧になってください。(http://nationaldolls.weebly.com/index.html )遠慮なく、いつでもご連絡ください。皆さんからの連絡をお待ちしています。」
興味のある方は、iEARNコラボレーションセンターの ”National Toys” プロジェクトのページへ。
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-183

★★Traveling Scrapbook Project
("Traveling Scrapbook” プロジェクト)

私たちは、皆、出身国が異なり、さまざまな文化的背景や経済的背景を持っています。しかし、iEARNでは、私たちは、自分とは異なる相手に対する尊敬や理解を培い、それぞれに違う中においても人間として共通するものがあることを感じ取る力を培いながら、教室の壁を越えて、世界と共に学ぶことに全力で取り組んでいます。このプロジェクトでは、そのような豊かな歴史に基づき、世界中の先生がたや生徒たちに、自分たちの言いたいこと、教室の様子や教室での活動、文化や言語、そして、地元のコミュニティを、世界の人々と共有する機会を提供します。このプロジェクトは、ラーニング・サークルと同じスタイルで進んでいきます。興味のある方は、まず、http://bit.ly/iearnscrapbooks で登録用紙に必要事項を書き込んでください。より詳しい情報は、iEARNコラボレーションセンターの “Traveling Scrapbook” プロジェクトのページへ。
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-259

★★Holiday Card Exchange Project registration closed until next year
("Holiday Card Exchange” プロジェクト:登録期間終了)

世界中の200を超える学校が2013年度のHoliday Card Exchangeプロジェクトに参加登録をしました。今年度のプロジェクトへの登録期間は終了しましたが、来年度のプロジェクトに引き続き注目してください。参加登録期間は、今年同様、2014年8月から10月まで。(注意:このプロジェクトでは、カードの郵送をしなければならないため、それに関わる費用が予算の範囲内であるか見積もるためにも、前もって計画することをお勧めします。)より詳しい情報は、iEARNコラボレーションセンターの “Holiday Card Exchange” プロジェクトのページへ。
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-97
興味のある方は、フォーラムにログインして、ホリデー・カードの交換をフォローしてみてください。

★Resources, Contents, Websites, and Announcements
(ここにも、いい情報があります)

★★iEARN International Photography Exhibition
(iEARNインターナショナル写真展)

第二回iEARNインターナショナル写真展に、22カ国から75人の参加者がありました。Yasser Alaa Mobarakさんが、写真展実行委員会のメンターであるDiane Midnessさん、そして、世界中の参加者の皆さんに、心からお礼を仰っています。世界各国からの応募写真を見てみたい方は、こちら。
Facebook: http://goo.gl/dVxJSs
Flickr: http://goo.gl/dYNcKY

★★Congratulate your friends with a Happy 25th Anniversary iEARN Postcard!
(「iEARN 25周年おめでとう」ポストカードで、友達にお祝いの言葉を送ろう!)

過去25年の間にアクティビティやプロジェクトに参加されましたか。1988年から現在まで、世界中の教育者たちや若者たち、パートナーたちやサポーターたちが、地球や地球上の人々の健康や福祉に有意義な貢献をするために、共に学び、協力し合ってさまざまなことに取り組んできました。「iEARN 25周年おめでとう」ポストカードで、友達にお祝いの言葉を送りましょう(http://www.postcard.iearn.org/ )。ポストカードを選び、必要事項を記入し、「送る("Send”)」をクリックするだけ。簡単ですよ。iEARNベラルーシのDmitry Savelauさん、このようなシステムを作って、共有してくださって、ありがとう。

★★New Teachers Guide for Online Collaboration and Global Projects
(インターネット上でのコラボレーションやプロジェクトのための新しい教師用ガイド)

iEARN-USAが、教育者たちが国際的な共同プロジェクトを計画・実行する際に参照できる新しい資料の発行を発表しました。クリス・スティーブンズ・ユース・ネットワーク(CSYN)、そして、アメリカ合衆国の学校と中東や北アフリカの学校をつなげる米国国務省のバーチャル交流プログラムを通して、この新しいインターネット上でのコラボレーションやプロジェクトのための教師用ガイドは、世界中の教育者たちや若者たちが、国際的なテーマについて共に取り組む際に役に立ちます。この資料は、世界中の教室とインターネット上で共同プロジェクトをする際の計画から実行までのステップにおいて、教育者たちを指導することを目的とするものであり、それぞれのモジュールには、プロジェクトの計画を練り上げるための「ふりかえり」活動や、テーマをさらに探究するための補足資料が含まれています。こちらで、新しい教師用ガイドに目を通したり、ダウンロードしたりできます。
http://csynexchange.files.wordpress.com/2013/09/csy…-guide.pdf

★Upcoming Events
(これからのイベント)

★★YouthCaN Environmental Conference, April 28, 2014
(2014年4月28日、”YouthCaN Environmental Conference”)

YouthCaNは、iEARNが共同スポンサーをする、グローバルな若者主導のグループで、テクノロジーを活用し、地球が直面している環境問題を扱っています。毎年、アメリカ自然史博物館にて、カンファレンスを開催しており、世界中のYouthCaNグループが、環境科学関連のワークショップを開いたり、それに参加したりしています。先生方、2014年のカンファレンスに、生徒たちと参加しませんか?カンファレンスは、アメリカ自然史博物館にて、2014年4月28日に開催されます。興味のある方、また、より詳細な情報が必要な方は、こちら(www.youthcanworld.org)。または、Monia Salamへご一報下さい。

★★2014 eLearning Africa, May 28-30, 2014
(2014年5月28日~30日、”2014 eLearning Africa”)

eLearning Africaは、アフリカ大陸のICT学習に関する主要な年次会議です。2014年度のeLearning Africaは、ウガンダの首都カンパラで、ウガンダ政府からの支援を受けて開催されます。iEARNウガンダのAllan Kakindaさんがプログラム企画委員会の委員を務められます。より詳しい情報は、こちらへ。
http://www.elearning-africa.com/conference_preview_…a_2014.php

★Recent Events
(最近のイベント)

★★iEARN-China organizes Adobe Youth Voices workshop in Beijing, October 29, 2013
(2013年10月29日、北京でiEARN中国が ”Adobe Youth Voices” ワークショップを開催)

10月29日、北京にある中国人民大学附属中学校(http://www.rdfz.cn/ )で、教師や生徒たちがAdobe Youth Voicesワークショップに参加しました。ワークショップのファシリテータは、iEARN中国のカントリーコーディネータのSihong Huangさんと、Adobe Youth Voicesの主教育者であるTingting Wenさん。北京中のさまざまな地区から集まった参加者たちは、Adobe Youth Voicesについてさらに学び、これからの自分たちの担当クラスでの教育活動に、生徒たちによるメディア制作プロジェクトを効果的に組み込む方法について意見を出し合う機会を得ました。

★★iEARN-Jordan hosts Chris Stevens Youth Network Workshop, October 5, 2013
(2013年10月5日、iEARNヨルダンが “Chris Stevens Youth Network” ワークショップを開催)

10月5日、Chris Stevens Youth Networkの一環として、アメリカン・ランゲージ・センターで、iEARNヨルダンがRELOオフィスと協力して、公立学校や大学の8人の先生がたと7人の生徒たちのためにワークショップを開催しました。先生や生徒たちは、チームワークやコラボレーションといったテーマに焦点をあて、Holiday Card Exchangeプロジェクト、My Heroプロジェクト、そして、My Name Around the Worldプロジェクトの、3つのiEARNプロジェクトを検証しました。参加した生徒たちは公立学校や大学の生徒で、選ばれたiEARNプロジェクトに関連した一連の体験活動に参加しました。より詳しい情報は、こちらへ。
http://exchange.csyn.org/2013/10/06/iearn-jordan-ho…-workshop/

★★Our Family, Our Neighborhood, Our World Project Online Course and Workshops, September – November, 2013
(2013年9月~11月、”Our Family, Our Neighborhood, Our World” プロジェクトのオンライン・コースとワークショップ)

9月25日から11月19日まで、iEARNがファシリテータとなり、8週間にわたるMoodleでのオンライン・コースを開講します。このコースでは、インドとパキスタンの教育者たちが、体験活動などを通して、社会意識を育て、家族や地域内、そして、世界中で、好ましい変化を起こす異文化理解や協調的対話のために、どのようにメディア芸術と舞台芸術を使うかを、経験して学びます。コースの一環として、48人の参加者たちは、ヒンディー語、パンジャブ語、ウルドゥー語、英語でやりとりをしながら、iEARNの文化に関係したプロジェクトと、生徒たちが互いに協力し合って取り組むことによって得られるコミュニケーションやリーダーシップのスキルを検討します。iEARN会員の皆さん、iEARNコラボレーションセンター(http://collaborate.iearn.org/ )で文化に関係したプロジェクトを検討中の先生たちと、ぜひ、つながりましょう。このプログラムは、アメリカ合衆国中南アジア局からの資金提供を通して、アメリカ・インド財団との提携でなっています。詳細は、こちらへ。
http://www.iearn.org/news/article/our-family-our-ne…-our-world  

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