私の父親は、今年の1月、80歳で他界しました。最後の3年半はほとんど病院暮らしでした。 8月に父の初盆で実家に行った時、父の書斎の机の前に貼ったままになっている「時間割」を、母親に見せてもらいました。 私の父は、学ぶことが好きで、仕事を辞めた後は自分の1週間の時間割を作って勉強していたのです。内容は、専門の経済学を初めとして、数学や英語でした。月曜から土曜まで1日3コマずつ、時間を決めて勉強していたようです。 公認会計士になりたいという夢を持っていましたから、その目標に向かっていたのかもしれません。 私は、後6年で教師生活の定年を迎えます。しかし、その後の人生にも夢があります。人間はともすれば楽な方向に走りがちです。しかし、私は、父のように自分の時間割を作って夢に向かって進んでいくような人生を送りたいと思います。 私が目指しているものは父とはかなり異なりますが、今から、自分の時間割を作って学んでいく生活を実行してみようと思います。私の場合は、外に出て、いろんな人と交流するなかで学んでいく時間もたくさん作ることになると思いますが。 |