iEARN Flashの「iEARN Newsflash #325 - March 31, 2014 (日本語版)」
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iEARN Newsflash #325 - March 31, 2014 (日本語版)
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2014年04月05日 12:31
皆さん、こんにちは、翻訳担当・新人の滝波稚子です。

鳥取は一昨日までとても暖かく、コタツの中よりも家の外のほうが気持ち良かったのですが、昨日からまた寒くなってしまい、根性のない私はコタツの中に戻って丸まっています。せっかく満開になった桜も、花見をする前に、昨日一日中吹いた春一番かと思われる強風でことごとく散ってしまいました。花の命は短いといいますが、短すぎます。もう少し楽しませてほしかったなぁ。

さて、今号のニュースレターですが、いつもどおり盛りだくさんです。まず最初に注目いただきたい記事は、東京で開かれたAdobe Youth Voicesのイベントのレポート記事です。記事の日本語訳は、ニュースレターの最後のほうにありますが、以下のリンク先で、ぜひ、参加した生徒たちや先生方の楽しそうな姿を収めた写真をチェックしてみてください。ちなみに、高木さんの斜め後ろに映っていらっしゃるのがBeeさんなのでしょうか。今までにたくさん温かい言葉をいただいているにも関わらず、失礼ながら、未だに顔と名前が一致しておりません。すみません。

http://iearn.org/news/article/adobe-youth-voices-wo…shop-japan

また、私が個人的にもう一つ興味を持った記事は、イランの生徒たちと一緒に月を観察するプロジェクトです。イランと日本、遠く離れた国に住んでいても、皆が同じ月を見る。ロマンを感じました。そして、私は、日本でもイランでも月は同じように見えるのではないかと思うのですが、このプロジェクトでは、参加している生徒たちは、違うふうに見えるところも探してみるようで、もし何か違うふうに見えるのであれば、それが何なのか、個人的に興味があります。日本では、月ではウサギが餅つきをしている、と子どもに話しますが、それは万国共通ではないようで、そのような月にまつわる言い伝えや小話などを、他の国の生徒たちと共有・比較するのも面白いかもしれません。

今回も、ニュースレターの日本語版を読んでくださって、ありがとうございます。簡潔にしようと、どんなに頑張っても、前置きが長くなってしまいますが、以下、ニュースレターです。★印が、各記事のタイトルです。

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★Seeking Partners: iEARN Projects and Activities
(パートナー、求む!iEARNプロジェクトと、その活動)

★★Want to make new friends in Brazil and around the world and build your intercultural communication skills?
(ブラジル、そして、世界中に、新しい友達を作って、異文化間コミュニケーションスキルを伸ばしましょう)

健聴者の生徒の皆さん、聴覚障害のある生徒の皆さん、ブラジルの首都、ブラジリアの、聴覚障害のある生徒たちのグループが、Adobe Youth Voicesプロジェクトのために制作した短いビデオ作品を見てみませんか。彼らは、友情、復活祭(イースター)のお祝い、サッカー、恋愛、環境、統合教育などのテーマについてコメントをしてくれるパートナーを探しています。そして、英語を使って交流し、世界中に友達を作り、異なった文化について学ぶことを目標としています。特別教育支援の生徒たちのグループも加わり、スペイン語でフォーラムを立ち上げました。英語、そして、スペイン語でのディスカッションが、iEARNコラボレーションセンターのSpecial Abilitiesフォーラムで行われています。
英語:http://collaborate.iearn.org/space-10/group-215  
スペイン語:http://collaborate.iearn.org/space-10/group-215  

★★Join students from Iran in the Moon Observation and Solar Cooking Projects!
(イランの生徒たちと、Moon Observation and Solar Cookingプロジェクトに参加しよう!)

グローバルな科学プロジェクトに興味のある皆さん、iEARNコラボレーションセンターへ行き、ソーラー・クッキングに取り組んでいる Scientistチームと、月の観察をしている Alkahチームの生徒たちとつながりましょう。そして、彼らのリサーチに対する皆さんの意見を述べ、皆さんが行ったリサーチを共有しましょう。Solar Cookingプロジェクトでは、参加している生徒たちは、ソーラー・クッカーを作り、そして、それを使用するなど、代替エネルギーを使って実験をします。Moon Observationプロジェクトでは、参加している生徒たちは、同じ月を地球上の異なった場所で観察し、その観察結果を共有します。何が同じように見えて、何が違うふうに見えるのでしょう。月の写真を何枚か撮って、比較し合いましょう。
Moon Observationプロジェクト:
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-174  
Solar Cookingプロジェクト:
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-113  

★★School Uniform Exchange Project
(School Uniform Exchangeプロジェクト)

世界中の生徒たちとつながって、様々な学校のアイデンティティや文化について学んでみませんか。台湾とトルコの先生方がファシリテータを務めていらっしゃる、このプロジェクトでは、参加している生徒たちは、お互いの学校や文化について学び、(制服があり、可能であれば)制服を交換し、活動を共有し、フォーラム上でディスカッションをし、そして、ビデオ会議をし、交流を楽しみます。また、日記を書いたり、校章や校訓のついたオリジナルの制服をデジタルでネットワーク上に制作することも可です。詳細はこちら。
School Uniform Exchangeプロジェクト:
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-122

★Resources, Contents, Websites, and Announcements
(ここにも、いい情報があります)

★★iEARN 25th Anniversary Video
(iEARN25周年のお祝いビデオ)

140か国の先生や生徒たちからなるiEARNの地球規模のネットワークにスポットを当てた、新しいiEARN25周年のお祝いビデオを見てみてください。iEARNは、1988年に、ニューヨーク州とモスクワの学校を結ぶ実験的なプロジェクトとして始まり、2013年に25周年を祝いました。その間、世界中で、何千人もの先生や、何百万人もの若者たちが、互いに交流を深め、共に、生活の質を向上させるようなプロジェクトに取り組んできました。そのビデオは、こちらでご覧になれます。
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=5x8aIV0tf30
Vimeo:http://vimeo.com/90608435

★★iEARN Photography Exhibition
(iEARN写真展)

2013年度、22か国から、生徒、先生、カントリー・コーディネーターを含む75人が、iEARN写真展に参加しました。世界中から出品された作品は、オンライン上で展示され、3700回以上閲覧されています。皆さん、iEARN写真展のFlickrグループに参加して、直接、写真展に写真を出品してみませんか。Flickrグループへの参加は、こちら。
www.flickr.com/groups/iearnphotoexhibit

★★Last call for 2014 Adobe Youth Voices Awards
(最終案内:2014年度Adobe Youth Voices Awards)

Adobe 財団は、第三回Adobe Youth Voices Awardsへの皆さんの参加を歓迎いたします。
Adobe Youth Voices Awards:
http://youthvoices.adobe.com/awards/
これは、自分たちのコミュニティーにおいて、社会的変化を促進させるために、13~19歳の若者たちが制作したデジタル・メディアを評価・表彰するものです。参加資格は、Adobe Youth Voices パートナーネットワークに所属している、または、Adobe Youth Voices コミュニティーのウエブサイトに登録している先生とチームを組んでいること。(Adobe Youth Voices コミュニティーのウエブサイトは、教育現場におけるデジタルコンテンツの制作をサポートする無料のカリキュラムとツールを提供するオンラインソースです。)
Adobe Youth Voicesコミュニティーのウエブサイト:
http://youthvoices.adobe.com/community
生徒たちに代わって、先生が、4月18日までに、こちらに作品を提出してください。
http://youthvoices.adobe.com/awards/

★Upcoming Events
(これからのイベント)

★★iEARN-Pangea announces QR Week 2014 from April 21-28, 2014
(iEARN Pangeaからのお知らせ:4月21~28日、QRウィーク)

このイベントの目的は、生徒たちが作ったQRコードを利用して、オンライン上に皆で壁画を制作することです。その際、「世界をより良いものにするアイデア」というトピックについて、意味のあるメッセージを共有します。今年は、このプロジェクトに対して、とても社会的なアプローチがとられます。環境を改善するために私たちにできる小さなことに焦点をあてるのです。生徒の皆さん、「世界をより良いものにするアイデア」というトピックのもと、自分たちの周りの環境を改善するのに貢献するようなメッセージを送ってください。使用言語は、カタロニア語、スペイン語、英語、または、それ以外。iEARN PangeaとQRウィークについての詳細は、こちら。
iEARN Pangea:http://www.iearn.cat/
QRウィーク:http://linoit.com/users/iearn/canvases/QRWEEK

★★YouthCaN Environmental Conference, April 28, 2014
(2014年4月28日、”YouthCaN Environmental Conference”)

YouthCaNは、iEARNが共同スポンサーをする、グローバルな若者主導のグループで、テクノロジーを活用し、地球が直面している環境問題を扱っています。
YouthCaN:http://youthcanworld.org/
毎年、アメリカ自然史博物館にて、カンファレンスを開催しており、世界中のYouthCaNグループが、環境科学関連のワークショップを開いたり、それに参加したりしています。全てのワークショップが、生徒による、生徒のためのものです。今年のテーマは、リサイクル、生息環境保護と生息環境修復、水質監視、再生可能エネルギー、学校園芸など、他にもまだたくさんあります。こちらで今年のワークショップの一覧が見られます。
http://youthcanworld.org/2014/02/13/youthcan-world-…-schedule/
4月26日(土)にニューヨークシティーにいる予定の皆さん、ぜひアクティビティー・デーにご参加ください。カンファレンスに参加する若者たちと出会い、皆さんが知らないかもしれないニューヨークとその周辺の緑が多いエリアを訪れる良い機会です。2014年のカンファレンスに参加希望の方は、4月14日までに申し込み用紙を提出してください。
http://youthcanworld.org/2013/12/09/youthcan-2014-c…istration/
iEARNコラボレーションセンターの ”YouthCaN” プロジェクトのページで、他の参加者たちとつながりましょう。
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-18

★★2014 eLearning Africa, May 28-30, 2014
(2014年5月28日~30日、”2014 eLearning Africa”)

eLearning Africaは、アフリカ大陸のICT学習に関する主要な年次会議です。2014年度のeLearning Africaは、ウガンダの首都カンパラで、ウガンダ政府からの支援を受けて開催されます。iEARNウガンダのAllan Kakindaさんがプログラム企画委員会の委員を務められます。より詳しい情報は、こちらへ。
http://www.elearning-africa.com/index.php

★★iEARN-Argentina (TELAR-Argentina) to host the 2014 iEARN Conference and Youth Summit, June 29-July 5, 2014
(2014年6月29日~7月5日、iEARNアルゼンチンが、2014年度iEARN国際会議&ユースサミットを開催)

iEARNアルゼンチンが、チュブ州Puerto Madryn市で、2014年にiEARN国際会議&ユースサミットを開催します。
http://www.iearn2014.org/es/
今年のテーマは、「クリエイティビティ、イノベーション、地球規模での学び」です。20年前に、iEARNアルゼンチンが最初のiEARN国際会議を開催したのも、この土地でした。2014年に、iEARNアルゼンチンが再び会議を開催することになりました。会議では、世界中から生徒や先生が集まり、国際理解をはぐくみ、学習を高めるために、どのようにテクノロジーを利用するか、発表、共有し合います。2014年度iEARN国際会議の企画委員会は、ワークショップや、iEARNプロジェクトの実践報告の企画書、または、ポスターを募集しています。興味のある方は、企画書を4月15日までに提出してください。より詳しい情報は、こちら。
www.iearn2014.org/eng/call-for-proposals

★Recent Events
(最近のイベント)

★★iEARN teams hosts Adobe Youth Voices Workshop in Japan, Brazil, and the Netherlands
(日本、ブラジル、オランダで、Adobe Youth Voicesワークショップ、開催)

Adobe Youth Voices:http://youthvoices.adobe.com/

3月22日、東京で、JEARNがAdobe Youth Voicesワークショップを主催しました。ワークショップでは、Ito Fumi (Bee)さんがリーダーとなり、参加者たちは、メディア鑑賞をし、テクニックやプロセスについて話し合い、これからの自分たちのメディアプロジェクト活動の計画を立てました。ワークショップの終わりに、参加した生徒たちは、Infinite Voice Lab WADACHI、略して、IVL WADACHIという名前のAdobe Youth Voicesのグループを作りました。彼らのこれからのメディアプロジェクト活動に、引き続き、ご注目ください。

3月22日、サンパウロで、iEARNブラジルのAdobe Youth Voicesのメディア指導者である、Wagner Silvaさんが、Adobe Youth Voicesに参加している先生方を対象に、Premiere Elementsトレーニング・デーを主催しました。参加した先生方は、異なったジャンルのビデオを鑑賞し、様々なメディア作品制作方法を体験し、写真を使って実用的な練習をしたあと、チームを作って、サンパウロの公園でビデオを撮り、それを編集しました。

3月19~20日、アムステルダムのAdobe Youth Voices参加者たちは、IPONという、オランダで最大の教育とICTに関する年次会議に出席しました。
IPON:http://event.ipon.nl/
アムステルダムのAdobe Youth Voicesプログラム、一年目は、特別支援を必要とする生徒たちを受け持つ13の学校を中心に進めています。会議参加者たちは、参加者同士で交流したり、その場でAdobeソフトウェアで、紙のストップモーションの技法を用い、制作を行うような実用的なアクティビティに参加したりしました。

★★Talking Kites Fly Around the World in March
(3月に世界中でTalking Kitesプロジェクトの凧が揚がりました)

3月、春分の日に、Talking Kitesプロジェクトの凧で空が埋め尽くされました。何百人もの生徒たちが参加し、より平和な世界を実現するという夢や、それに向けたメッセージを託した凧を揚げました。iEARNブラジルがブラジリアで開いたイベントのレポートをご覧ください。
http://iearn.org/news/article/wishing-better-world-…ur-la-paix
プロジェクトの詳細は、こちら。
http://collaborate.iearn.org/space-2/group-95

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