え~? わからないです~???
娘がゾウだったのかしら・・・?
気になるので,答えを教えてください。
Ohana
私の自宅近くの知的障害者の作業所を支えてこられたT先生が亡くなられ1年半になります。 T先生は大阪の某女子大の教授でした。多分、学生に大人気の先生だったのだと思いますが~~ さて、そのT先生が生前に書かれた手記をまとめた「一緒に考える教育」という冊子の中にあるお話をひとつ紹介します。 次の話は、T先生が講義の初めに「自分の中にある固定観念を発見しよう」ということで、実際に学生にされたお話です。 医者の問題 サリーは家の近くでバイクに乗っていて、トラックにぶつかった。近くにいた父親が、大急ぎで病院の救急室にサリーを担ぎ込んだ。 サリーは手術室へ運びこまれた。「ああ、できない」外科医が叫んだ。「この子を手術するなんて出来ない。この子は私のむすめなんです!」 ~~いったい、どういうこと?~~ 話を聞いて、かなりの学生が怪訝な表情をしたそうです。実は、私も「ええ、どういうこと?」とひっかかりました。 学生たちは、「父親が娘のサリーを病院に運んだんでしょう。なのにどうして?」と言ったそうです。 私も同じでした。 けれど、入学したばかりの10人ほどの中国人留学生たちは、ひっかからなかったそうです。 この話を聞いて(読んで)「ええ、どういうこと?」と思った方は、私も含めてですが、自分の中に、「思い込み」があるのです。 みなさんはどうでしたか? P.S. ちなみに、このブログのタイトルは「思いこんでるゾウ~~」となっていますが、この話の前にゾウ(象)にまつわる「思いこみ」の話があるのです。 |