■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.jearn.jp/blog/blog.php?key=579
2017年05月09日(火) 
今回はキャシー・ヒーリーさんの"Virtual" is My Reality: 20 Years of iEARN Conferences(「バーチャル」は私にとっての現実: iEARN国際会議との20年)、前回に続きまして山本麦さんによる翻訳をお届けします。どうぞご覧ください。
原文は以下のページにあります。
"Virtual" is My Reality: 20 Years of iEARN Conferences


「バーチャル」は私にとっての現実: iEARN国際会議との20年
"Virtual" is My Reality: 20 Years of iEARN Conferences

iEARN国際会議とユースサミット
キャシー・ヒーリー

私の寝室の花瓶には、iEARN国際会議から持って帰った、色あせた赤色の紙製のチューリップの花が飾ってあります。ルーティー・ホッツェン(水仙とチューリップのプロジェクト)が宗教的な祝日のために参加が制限された重要な記念行事の際にチューリップを植えたアラブ人生徒たちに対する称賛のしるしとしてみんなにこの花を手渡したのです。

意外かもしれませんね。チューリップを見えるところに置き続けるのはこのためなのです。朝、新聞を読む時、毎年7月に、何にせよ、すばらしいことを実現させている理想主義者たちと過ごす1週間の間に聞く話を思い出す必要があります。各地のすべての教師が「何にせよ」がどういう意味かを知っています。

20年以上にわたって、私はiEARN会議に合わせて休暇を取ってきました。私が初めて会議に参加登録したとき、(教育者として)税控除の対象だったことも含め、手頃な費用で興味深い人々に魅力的な場所(ブダペスト)で出会うことを期待していました。期待を裏切られることは何一つなく、さらに予想を上回り、別の場所で起こっていることを理解するのに、信じがたいほどユニークな機会であることがわかりました。

ハンガリーへパック旅行で行ったり自分で旅したりしていたら、地元の人々と出会ったり、ましてや数日間にわたって会話を続ける可能性があったでしょうか? iEARN会議はそれを実現するように構成されているのです。会議は世界中から訪れる教師と知り合うために出席する現地の教師と生徒を募集するボランティアの教師によって準備されます。ポイントは、語り合い、ベストプラクティスを提示し、プロジェクトのパートナーを見つけ、一緒に観光をして理解することです。

長年にわたり、モスクワ、神戸、ブラジリア、サンファン(プエルト・リコ)、エンスヘーデ(オランダ)、ケープタウンなどの地についてユニークな理解をしてきました。ケープタウンでは、研究室の新しいコンピュータが二重の防護柵と複数の施錠で守っていたにもかかわらず盗まれたことを知ったとき、町立高校の校長先生と共に涙しました。この校長先生はブダペストでは、iEARNネットワークに接続するために生徒のプロジェクト活動のディスクをどのようにして自宅に持って帰るかを説明していました。オーストラリアの先生の一人は帰国後、生徒たちとともに、ケープタウンの学校に再びコンピュータを設置するための資金を集めました。翌年の会議では、フィレモン・コツォコアン(南アフリカ国内コーディネータ)が、学生がレポートを送信するために(古くて低速の)コンピュータの順番待ちでどれほど行列を作っているかを語ったとき、私たちは喜んでいたのです。最新のコンピュータがなくなっていたと知って私たち全員はがっかりしました。
[訳注] 時系列にうまくつながらない部分がありますが、原文のまま訳しています。

すべてのストーリーが心躍るような話ではありませんが、現実なのです。

そして実際に、会議で地球の裏側まで行くというあなたは、専門的能力の開発と共に、おそらくちょっとした冒険も期待しているのではないでしょうか。何をモロッコで経験することになるか予測できないのですが、過去の経験をいくつかご紹介します。

巨大な線香花火がついた熊手を持つ中世の悪魔に暗闇の中で追い回されたこと(それから火花の下で踊ったこと)。それは、バルセロナの北にあるガルスの村人たちが私たちの1週間の滞在を締めくくるイベントとなりました。

フェズ(モロッコ)の旧市街で気温120 Fに到達したときに、悪臭の漂う革の染色バットの前で鼻の下に新鮮なミントを当てていたこと(笑える短い動画があります:「モールの中のモール」)

アジアでのSARSについて読むだけでなく、日本の山岳地帯にあるリゾート都市から開催直前に許可を取り消されたこと。結局のところ、我々は、約70カ国から集まる迷惑な集団に過ぎなかったのです。信じがたいことに、日本のiEARNコーディネーターである高木洋子さんが近隣の島で会議を開催できるように兵庫県知事を説得しました。毎朝、私たちは与えられた体温計を使って体温を自己申告していました。

今年7月にモロッコのマラケシュでお会いできれば、互いの人生に結び付きができます。私はブルガリアのソフィアから参加するヴィオレタ・ツォネヴァと同室です。私の甥が大学在学中で東欧に関する研究を行っていたときにモスクワでのユースサミットに参加したときに知り合った女性です。甥の卒業時にヴィオレタは、仕事とアパート、そしてガールフレンドとなる可能性のある人*を見つけました。新しいブルガリアの法律によってそのことが阻止されたときに、マケドニア出身のiEARNの友人が、甥がそこに行けるよう手助けをしてくれました。
[訳注] *ヴィオレタさんご本人のことです。

iEARN会議が私の人生にどのような影響を与えたか? 20年以上にわたって「仮想」は私の現実なのです。

原文は以下のサイトにあります。
http://us.iearn.org/node/848
"Virtual" is My Reality: 20 Years of iEARN Conferences

キャシー・ヒーリーはグローバル教育の分野におけるイノベーター、コネクタおよびチーム・ビルダーです。ナショナルジオグラフィックイントラネットの前編集者、スタンフォード大学ロイターデジタルビジョン前フェローを歴任したキャシーは、iEARN-USA委員会メンバーであり、iEARN-USAと南北アメリカのパートナー組織との間で調整役を務めています。

閲覧数63 カテゴリWhat's New 投稿日時2017/05/09 00:00
公開範囲外部公開
■プロフィール
新着情報さん
[一言]
新着情報
■この日はどんな日
書き込みはありませんでした。
■最近のファイル
■最近のコメント
コメントはありません。
■最近の書き込み